門井慶喜さん、直木賞受賞おめでとうございますキラキラ

好きな作家さんが直木賞を受賞するって、こんなにも嬉しいんですね!
感動して泣きました(笑)。


門井慶喜さんのファンになったきっかけは
万城目学さんとの共著『ぼくらの近代建築デラックス!』


東京、大阪、京都、神戸など…
近代建築を巡って、万城目学さんと門井慶喜さんがあーだこーだ語っている1冊です。
わかりやすくて読みやすいですよルンルン
このときの京都旅行とか
結構、この本片手に近代建築巡りを楽しんでいます。

この本で門井慶喜さんに興味を持ち、実は全作品読んでいるくらい好きなんですピンクハート
新刊が出たら必ず読んでいるのは、いま、門井慶喜さんと万城目学さんだけ。
ま、万城目学さんのほうが好きなんですけど←
2番目に好きな作家さん、ということで(笑)。


直木賞受賞作となった『銀河鉄道の父』も
発売直後に読んでいます。


ニュースでさんざん話題になっているのでご存知でしょうが…
宮沢賢治の一生を、賢治の父の視点から描いた作品です。

父の気苦労が多すぎて、涙なしには読めません(笑)。


個人的には、明治学院のチャペルやメンタームの近江兄弟社などで有名な、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの一生を描いた『屋根をかける人』のほうが好みかな。
近江八幡で聖地巡礼したくらい(笑)感銘を受けた作品なので、
『銀河鉄道の父』で直木賞くれるなら
もう少し早く『屋根をかける人』のときにくれてもいいじゃん!と思いましたにやり


風水好きとしては
直木賞候補作となった『家康、江戸を建てる』も面白かったです。


川がしょっちゅう氾濫するだだっ広い湿地帯を
家康はどのようにして江戸という都市に変貌させていったのか。
側近たちを主人公に話が進んでいきます。
家康はほとんど出てきません。
家康の1番の才能は人を見る目だとわたしは考えているので
こういう側近たちにスポットライトが当てられた作品は興味深くて面白いです。
歴史小説が好きというわけではないけれど
これは好き。


他には『ホテル・コンシェルジュ』もお気に入り!


ホテルお得意様のおぼっちゃまが持ち込む事件を
コンシェルジュと新人フロント係が解決していくミステリー小説です。
京都の地理や歴史が手がかり。
京都好きなので、ハマって一気に読んだ覚えが…。
今とはだいぶ作風が違いますが
門井さんの膨大な知識により話が組み立てられているところは共通していると思います。
愛すべき登場人物ばかりだから
これ、シリーズ化してほしかったなぁ。


あー門井慶喜さんも遂に直木賞作家かーピンクハート